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競売の大きなデメリット

みなさん、こんにちは。

さて、今回は競売のデメリットについてお話します。

ご事情により住宅ローンを支払い続けることは出来なくなった場合、そのまま何もせずにいると金融機関がご自宅の競売を申し立てます。

競売になってしまうと、自宅にも関わらず、自身の権利を主張できずに強制的に売りにだされてしまい、一番高く価格を付けた人へ勝手に売られてしまいます。

それでは、競売のデメリット3つお伝えします。

①安い価格で落札される
通常の市場化価格よりも安く落札されます。競売物件の物件価格は、不動産相場の3割安と言われています。
なかには5~7割以上の価格差がある物件も存在します。決して物件が投資向きでないからというわけではありません。
稀に含まれる優れた物件であっても、相場より安い価格で取引されるのが一般的です。
この性質から、購入価格を抑え高い利回りを実現する物件取得手法として紹介されることもあります。

②突然の引越し
競売では、債務者の希望によって引越し時期を調整できません。
引渡し時期は裁判所での手続きの進行状況によって左右され、最長でも買受人が代金を支払ってから2か月後です。
通常の不動産売買は、購入希望者と協議の上で引渡しの時期を調整できます、引越し先を決めてから引渡すなど所有者の都合を優先することも可能です。

③立退料や引越代などはもらえません
競売の売却代金は全額債務の返済に充てられます、代金の一部を引越しの費用や滞納中の税金などの支払いに使うことはできません。
競売では債権者の権利が最優先されるため、通常の不動産売却のような融通は効きません。

以上、競売のデメリットについて、大きな3つの事をお話しました。

住宅ローンを滞納しそうなときは、早めに任意売却の手続きを進めることをお考えください。